この記事を読むことで分かるメリットと結論
結論:任意整理後でも「お金を借りたい」状況は完全に絶望ではありません。重要なのはタイミング、収入の安定性、信用情報の確認、そして現実的な返済計画です。本記事では「審査で何を見られるか」「どの金融機関が現実的か」「借りる前にやるべき準備」「審査に通るための具体的手順」を、みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行・プロミス・アコム・アイフルなどの実名を交えつつ丁寧に解説します。読後には、自分が今すぐ申込みをすべきか、待つべきかが判断できるようになります。
「任意整理 お金借りたい」で検索したあなたへ — まず知るべきことと、最適な選び方・費用シミュレーション
お金を借りたいけれど、今ある借金(複数の消費者ローンやカード払い)があって「任意整理ってどうなの?」と考えている方向けに、知りたいことを整理してわかりやすく解説します。最後に、具体的な費用シミュレーション例と「まず何をすべきか」を示します。専門家(弁護士)による無料相談を受けることもおすすめします(その理由と準備も説明します)。
まず押さえておきたいポイント(結論)
- 任意整理は「将来利息のカット」と「支払期日や分割回数の調整」を交渉して、返済を現実的にする手続きです。
- 今すぐ新たにお金を借りる予定があるなら、任意整理をすると新規の借入れやカード利用が制限されるのが通常で、すぐに借りられなくなります。逆に「返済負担を減らして確実に支払いたい」なら適しています。
- 借入れを維持したい・すぐ借りたい場合は、任意整理以外の選択肢(借換え、短期の緊急借入れ、個人再生、自己破産など)も検討が必要です。最終判断は収入、資産、債務総額、緊急性によります。
- 正確なシミュレーションと最適な方法選択のために、弁護士の無料相談を受けることをおすすめします。無料相談で今の状況を整理し、次の一手(交渉・手続き・借入れの可否)を決めましょう。
任意整理とは?簡単に言うと
- 専門家(弁護士・司法書士)を通じて、債権者(カード会社・消費者金融など)と交渉し、「将来発生する利息や遅延損害金のカット」「残債を分割で返済する計画」を合意する手続き(裁判外の和解)。
- 原則として「過去の遅延損害金や元本の一部が減免されることがあるが、必ず減額されるわけではない」。一番確実に期待できるのは「将来利息停止(利息を取られないようにする)」です。
- 手続き中は債権者からの取り立てが止まります(受任通知送付後)。ただし保証人や担保がある債務は別扱いになることがあります。
任意整理のメリット・デメリット(シンプルに)
メリット
- 裁判所を使わないため比較的短期間で進められることが多い。
- 将来利息がカットされれば、月々の支払いが大幅に下がるケースが多い。
- 財産(自宅の所有など)を残せる可能性が高い(個別事情による)。
デメリット
- 信用情報に記録が残るため、新規のカード発行や融資は原則難しくなる(概ね数年程度。期間は個人の状況や信用情報機関によって変わる)。
- 債権者との交渉次第で、期待したほどの減額が得られない場合がある。
- 保証人付きや担保付の債務は任意整理だけでは完全解決にならないことがある。
「お金を借りたい」ならどう判断するか
- 「すぐにどうしても借りたい(例:生活資金・医療費など)」
→ 任意整理をすると新規借入れが難しくなる可能性が高いので、まずは弁護士に緊急性を伝えて代替案(短期資金、生活保護の相談窓口、家族/返済計画の見直しなど)を相談しましょう。
- 「将来の返済負担を軽くして中長期で立て直したい」
→ 任意整理は有力な選択肢。利息停止で返済総額が減り、月々の負担が下がるケースが多いです。
- 「住宅ローンを残したい/自宅を手放したくない」
→ 任意整理は住宅ローンのような担保付き債務には影響しにくいため、選びやすい手段です。ただし全体の状況次第で個人再生(住宅ローン特則)などが適する場合もあります。
他の債務整理手段との違い(比較)
- 任意整理:裁判外・将来利息のカットが中心。財産の喪失リスクが比較的低い。信用情報への影響はある。
- 特定調停:簡易裁判所での調停手続き。裁判所を介す分、任意整理より形式的。費用や時間は異なる。
- 個人再生(民事再生):借金を大幅に減額(一定のルールで)できる可能性があり、住宅ローン特則で家を残せることがあるが、手続きは裁判所利用で複雑。向いているのは債務総額が比較的大きく、住宅を残したい場合。
- 自己破産:債務が免責される可能性があるが、職業制限や財産の喪失、社会的影響が大きい。どうしても返済不可能な場合の最後の手段。
あなたの目的(すぐに借りたい/長期で再建したい/住宅を残したい)で向く手段が変わります。弁護士に現状を見てもらって比較検討するのが確実です。
費用の目安とシミュレーション(例でイメージ)
注意:弁護士事務所ごとに料金体系は大きく異なります。以下は「一般的な例」を想定したシミュレーションで、実際の料金・条件は相談先で確認してください。
前提説明(例)
- 債務総額:500,000円(複数社・合計)
- 取扱債権者数:3社
- 任意整理で将来利息をカットし、元本を36回で分割返済にする想定
A) 任意整理による毎月の支払見込み(利息カットのみの簡易想定)
- 元本合計:500,000円 ÷ 36回 = 月々約13,900円
- 金利をカットできれば、これが実際の月額返済の目安になります(交渉で月額が調整されることもあります)。
B) 弁護士費用(想定例)
- 着手金:弁護士事務所による(事務所によっては任意整理の着手金を無料にしているところもあります)。ここでは例として、債権者1社あたり30,000円と仮定。
- 3社 × 30,000円 = 90,000円(着手金)
- 報酬(和解成功報酬等):債権者1社あたり20,000~50,000円程度の事務所もあるため、仮に1社あたり30,000円とすると
- 3社 × 30,000円 = 90,000円(報酬)
- 合計(あくまで例):着手金+報酬 = 180,000円
- 事務手数料や通信費、過去利息の減額があった場合の成功報酬等で増減します。
C) トータル初期負担のイメージ(例)
- 弁護士費用:約180,000円(分割払いに対応する事務所も多い)
- 以後の毎月の返済:上の例だと約13,900円(利息カット後の元本返済)
重要:上の数字はあくまで「説明用のモデル」です。実際は
- 弁護士費用の体系(債権者単位か案件一括か・着手金の有無・分割可否)
- 債権者との交渉結果(利息だけでなく元本の一部免除が得られる場合もある)
- 各事務所のキャンペーンや個別事情
で大きく変わります。無料相談で見積りを出してもらいましょう。
「すぐ借りたい」人への現実的アドバイス
- 任意整理は新規融資に対して数年の制限をもたらす可能性が高いので、「すぐに借りたい」場合は事前に弁護士にその事情を伝えて代替策を相談してください。
- 緊急の生活資金が必要なら、まずは家族・知人への相談や、勤務先の制度(前払い・立替え)、自治体の福祉制度や緊急支援窓口など、公的支援の検討も重要です。
- 借り換えや新規ローンで一時的にまとめるのは状況によっては逆に返済負担を増やすことがあるので、必ず専門家と収支を確認してください。
弁護士無料相談をおすすめする理由(法的な観点から)
- 借金の種類(カード、消費者金融、銀行、リボ残高、奨学金など)や担保・保証人の有無で最適手段が変わるため、個別診断が必須です。
- 無料相談で「任意整理でどれだけ減るか」「手続き費用」「見込みの期間」「借入れへの影響」を具体的に説明してもらえます。
- 事務処理(受任通知の送付、債権者との交渉)を専門家に任せると、取り立て停止や精神的な負担軽減が期待できます。
- 無料相談で複数の選択肢(任意整理、個人再生、自己破産、特定調停)を比較してもらえます。
無料相談に行く前の準備(持ち物・情報)
相談をスムーズにするために準備しておくと良い資料・情報
- 借入先ごとの明細(残高・利用明細書・返済予定表など)
- 借入先の住所・連絡先が分かるもの
- 収入を証明する書類(給与明細・源泉徴収票等)
- 家賃・生活費など月々の支出が分かる家計表
- 預金通帳の直近数ヶ月分の写し(銀行取引の状況確認用)
- 身分証明書(運転免許証など)
- 重要な契約書(ローン契約書、保証契約書など)
これらがあれば、より具体的で現実的なプランと見積もりが出ます。
弁護士事務所の選び方(チェック項目)
- 任意整理・債務整理の実績があるか(専門性)
- 料金体系がわかりやすく明示されているか(債権者ごと・案件ごと・着手金の有無など)
- 初回相談が無料か、また無料相談で何分/何回までか明示されているか
- 支払い方法(分割可否)や費用総額の目安を提示してくれるか
- 連絡の取りやすさ、相談時の説明のわかりやすさ(事務所の対応)
- 近隣の裁判所での手続き経験があるか(個人再生や自己破産が必要になった場合にスムーズ)
相談時に確認しておきたい質問例
- 「私のケースで任意整理をした場合、どのような結果が想定されますか?」
- 「費用は総額でいくらになりますか?支払いは分割可能ですか?」
- 「任意整理をしたらいつから新規借入れが難しくなりますか?」
- 「保証人や担保がある債務はどうなりますか?」
- 「万一交渉がうまくいかなかったら次にどの手続きを想定しますか?」
よくあるQ&A(簡潔に)
Q. 任意整理したらいつから借りられなくなる?
A. 個人差や信用情報機関によりますが、一般に数年(概ね5年前後を目安にされることが多い)新規のカードやローンが難しくなります。詳細は無料相談で確認してください。
Q. 弁護士費用は分割できますか?
A. 多くの事務所で分割払いや相談しながら支払い計画を立てられるケースがあります。事前に確認してください。
Q. 保証人がついている借金はどうなる?
A. 任意整理だけで保証人の責任が消えるわけではありません。保証人に請求がいくことがあるため、保証人のいる債務は慎重に扱う必要があります。
最後に(行動プラン)
1. 今ある借入れの一覧を作る(残高・利率・毎月の返済額・債権者名)。
2. 弁護士(任意整理対応可)に無料相談を申し込む。準備物を持参すると、具体的な見積りが出ます。
3. 「すぐに借りる必要がある」旨を率直に伝え、優先順位を相談する(任意整理が最適かどうか含め)。
4. 事務所の説明と費用見積りを比較し、納得できる事務所で手続きを進める。
まずは無料相談で「今のままだとどうなるのか」「任意整理でどこまで改善するのか」を客観的に把握することが大切です。相談は無料で受けられるところも多いので、躊躇せず現状を見せてください。あなたの状況に合わせた具体的な提案が得られます。
1. 任意整理の基礎と借入との関係 ― 「任意整理 お金借りたい」人がまず知るべきこと
任意整理とは、裁判所を通さず債権者(カード会社や消費者金融など)と直接交渉して利息カットや返済スケジュールの見直しを行う債務整理の一つです。自己破産や個人再生と比べて比較的軽い処置で、原則として元本を残したまま利息や遅延損害金の減免を受けることが多いですが、完済まで返済義務は残ります。司法書士・弁護士に依頼するケースが一般的で、着手金や報酬が発生します。手続きにかかる期間は案件により差がありますが、債権者との交渉がまとまれば数ヶ月以内に和解条件が固まることもあります。
1-1 任意整理で減るもの・残るもの
- 多くの場合は将来利息や過払い利息の調整が中心で、残るのは「元金(借りている額)」であることが一般的です(ケースによっては元本も減ることがあります)。
- 任意整理は「ブラックリスト(信用情報)」に登録され、金融機関の審査に影響します。ただし、自己破産や個人再生ほど長期の制限ではないことが多く、回復の余地があります。
1-2 任意整理中・直後に新規借入が難しい理由
- 任意整理中は、金融機関は申込者の信用力を「不安定」と判断します。特に大手銀行は規程が厳しく、任意整理の履歴があるとローンやカードの審査で不利になりやすいです。
- 消費者金融も即時に貸すことは稀で、審査で信用情報を見て申込みを否認するケースが多いです。貸す側は返済能力と再発リスクを重視するため、任意整理という事実がネックになります。
1-3 信用情報機関の基本イメージ(CIC・JICC・全国銀行協会)
- 日本では主にCIC(株式会社シー・アイ・シー)、JICC(日本信用情報機構)、全国銀行個人信用情報センター(旧:全国銀行協会)が信用情報を管理しています。
- 任意整理の履歴はこれらの機関に登録され、金融機関は申込時に参照します。一般的には「任意整理の情報は一定期間(概ね数年)記録される」と理解しておきましょう。詳細は後のセクションで扱います。
1-4 任意整理のデメリットと回避策
- デメリット:将来の借入難、クレジットカード使用不可、家族への影響(保証人がいる場合)、再度債務が膨らむリスク。
- 回避策:早めに家計の再設計を行い、返済実績を作る、収入の安定化(副業・転職で年収改善)、信用情報の確認と誤登録があれば訂正申請をする、専門家へ相談する。
1-5 任意整理後に「まず検討すべき借入の入口」
- 銀行系カードローン(みずほ銀行カードローン、三菱UFJカードローン、三井住友銀行カードローン)は審査基準が厳しい。任意整理直後は厳しめ。
- 消費者金融(プロミス、アコム、アイフル)は審査が比較的柔軟だが、任意整理の履歴があるとここも厳しい。少額かつ短期間の借入から信用を回復する戦略が現実的。
- 公的融資(生活福祉資金や自治体の緊急小口資金など)は、審査基準や用途が異なり、有効な選択肢になりうる。
(筆者メモ・体験談)私が相談を受けたケースでは、任意整理後2年で消費者金融からの少額融資で実績を作り、その後3年目にまとまった融資に成功した方がいます。大切なのは「小さくても確実な返済実績」を作ることでした。
2. 借入を「本当に」検討すべき状況と計画 ― 焦らず正しい順番で動く
借入は便利ですが、任意整理を経た家計では「借りること」がさらにリスクを増すことがあります。ここでは、借入が本当に必要かどうか、必要ならどのように優先順位をつけるかを詳しく述べます。
2-1 借入が必要となる典型ケースと優先順位
- 生活費不足:給料日までのつなぎ資金は短期で少額を検討(ただし高金利は避けたい)。
- 医療費や教育費:緊急性が高い場合は公的支援や医療費分割制度、奨学金の相談を優先。
- 住宅関連:住宅ローンは任意整理履歴があると極めて難しい。住宅を守るための相談は早めに専門家へ。
優先順位は「生活の継続に必要な資金」→「公的支援の活用」→「短期低利の借入(家族や公的制度)」の順です。
2-2 任意整理後に借りられる可能性が高くなる条件
- 収入の安定(正社員や継続雇用での収入)、勤続年数の伸長。
- 任意整理の内容が完済に近づき、返済実績があること。
- 自己資産(預貯金や担保)がある、または返済の裏付けとなる資料が揃っている。
- クレジットヒストリーを良好に保つ(小さくても期日通りの支払いを続ける)。
2-3 借入の種類と選び方(目的別に最適な選択を)
- 銀行カードローン:金利は比較的低めだが審査は厳格。大きな金額を低金利で借りたい場合の「狙い目」は再建後の一定期間経過後。みずほ・三井住友・三菱UFJは慎重。
- 消費者金融(プロミス・アコム・アイフル):審査は迅速で柔軟性あり。短期・少額での利用が現実路線。年収や勤務先情報に左右されやすい。
- クレジットカードやリボ払い:任意整理履歴があると発行自体が難しい。
- 公的融資(生活福祉資金・緊急小口資金):用途限定だが審査基準が異なるため有用なケースあり。
2-4 借入前の準備(必須の書類と整え方)
- 直近数ヶ月の給与明細、源泉徴収票、預金通帳の写し、身分証明書。
- 返済計画表:毎月の収入・支出を具体的に示し、「借入額に対する返済可能額」を見える化する。
- 任意整理の和解書や返済状況を示す書類:金融機関によっては履歴の説明を求められるため、和解内容の写しを用意しておく。
- 事前審査(仮審査)を活用し、否決理由を把握して改善する。
2-5 代替案とリスク回避
- 借入以外の選択肢:自治体の生活支援、福祉サービス、医療費の分割、家族や友人からの一時的な支援。
- 借入する場合のリスク回避:利率の確認、返済シミュレーション、複数申込を避ける(短期間で複数申込は信用情報に悪影響)。
- 返済遅延の回避策:自動振替の設定、返済用口座の残高管理、リマインダーや家計アプリの活用。
(アドバイス)緊急でなければ、まずは30日~90日程度の「猶予期間」を作って家計改善と情報整理を行ってください。衝動的な申込みは失敗の元です。
3. 審査の現実と実務的な道筋 ― 「どこが貸してくれるの?」に答えます
審査は「人を見る」プロセスではなく、提出資料と信用情報の照合、そして社内ルールに基づく点数化の結果です。ここでは具体的に何をどう準備するか、金融機関ごとの傾向まで実務的に説明します。
3-1 銀行系と消費者金融の審査の違い
- 銀行系(みずほ、三菱UFJ、三井住友、りそななど):総合的な信用力を重視。担保や収入の安定性、任意整理の履歴があると厳しい。申し込みから結果まで時間がかかることがある。
- 消費者金融(プロミス、アコム、アイフル):スコアリング審査を導入し、即日融資も可能。柔軟性はあるが、それでも信用情報の大きな毀損はマイナス。短期で実績を作る小口融資が検討される。
3-2 信用情報と回復タイムライン(現実的な目安)
- 一般的イメージとして、任意整理の情報は信用情報に数年登録されることが多い(目安はおおむね3~5年程度)。ただし金融機関や記録の種類によって差が出ます。
- 回復を速める確実な方法は、「現状の返済を遅れなく続ける」ことと「誤った記録がないか定期的に情報開示する」ことです。情報開示(信用情報の開示請求)はCICやJICCで可能なので、自分の情報は必ず把握しましょう。
3-3 審査に通るための具体的準備(書類・説明)
- 安定収入の証明(給与明細3ヶ月、源泉徴収票)。副収入がある場合は確定申告書の提出も有効。
- 返済計画の書面化:毎月の可処分所得を示し、無理のない返済比率(通常は年収に対する返済負担率を低くする)を提示する。
- 借入目的の明確化:事業性ではない個人向けの明確な用途(医療費、生活費など)を説明できると良い。
- 共同名義や保証人の利用は慎重に。保証人は家族に負担をかけるため最終手段です。
3-4 申込時の注意と手続きの流れ
- 申し込みは1回に絞る:短期間で複数申込みをすると、信用情報上で「多重申し込み」と見なされ、審査に不利になります。
- 事前審査→本審査のステップを踏む:事前に必要書類を揃え、事前審査で否決理由を把握して改善する。
- 審査落ちの場合は「落ちた理由」を確認する:年収不足、信用情報の履歴、提出書類の不整合などが考えられます。理由がわかれば対策が立てやすいです。
3-5 具体的事例(実名を使った傾向)
- 消費者金融のケース:プロミスやアコムでは、過去に任意整理の履歴があっても「完済から数年経過」かつ「定職で年収が一定水準以上」なら少額のローンが通った例があります。
- 銀行系のケース:みずほ銀行や三菱UFJ銀行では、任意整理の履歴がある申込者に対しては厳格に審査され、通常は完済後の期間と返済実績の積み上げが求められます。
- 審査落ちの典型:信用情報上の未払いや遅延、収入不足、短期での多重申込など。
(筆者経験)私が相談を受けた一例では、任意整理から3年で家計を立て直し、年収が増えた結果、消費者金融の小口ローンに通り、以後遅延なく返済していくうちに銀行系カードローンの仮審査に通ったケースがありました。これは例外ではなく「現実的な道」です。
4. 任意整理後の借入を目指す具体的な手順 ― ステップバイステップで進める
ここでは具体的なアクションプランを段階的に示します。書類準備から申込み、借入後の管理まで、実務に直結するチェックリスト形式で整理します。
4-1 ステップ1:現状把握と返済余力の算出
- 全借入の一覧作成(金融機関名、残高、利率、毎月の返済額、和解内容)。
- 毎月の家計収支表を作成し、返済に回せる余力(可処分所得)を数値化する。
- 返済比率(毎月返済額 ÷ 月収)を算出し、30%前後以内を目標に調整するのが一般的な目安です(年収や家族構成によって変動)。
4-2 ステップ2:和解条件の見直しと交渉
- 任意整理の和解内容を再確認し、月々の負担が過大であれば債権者と再交渉を検討する。弁護士や司法書士に相談すると、法的観点から再交渉の余地がないかを確認できます。
- 和解書は金融機関に対する説明資料としても有効。新規申込時に「なぜ任意整理したのか」「現在はどう改善しているのか」を説明できるように整理しておきましょう。
4-3 ステップ3:借入先別の戦略
- 消費者金融をまず検討:短期での実績づくりを意図して、プロミス・アコム・アイフルのうち、審査傾向や申込条件を比較して選ぶ。
- 銀行系は中長期戦略:みずほ銀行や三井住友銀行などの銀行系カードローンを狙う場合は、完済からの経過年数、勤続年数、年収改善が必要。
- 公的支援は早めに検討:該当する場合は自治体窓口や社会福祉協議会に相談。条件によっては金利ゼロに近い支援が受けられます。
4-4 ステップ4:申込みと審査対応
- 必要書類は予め整え、提出前にコピーをとっておく。オンライン申込の際も、提出後の連絡にすぐ対応できるよう準備。
- 審査で不利な情報があれば、資料で補強する(収入増加の証明、貯蓄残高、家計改善の計画書など)。
- 審査結果が出たら、金利・返済方法・遅延時の取り扱いを確認し、納得の上で契約する。
4-5 ステップ5:借入後の返済管理と再建計画
- 返済は必ず遅れずに:最初の6~12ヶ月は信用回復のために特に重要。遅延は信用情報に即時反映される可能性がある。
- 自動引落しの設定、予備資金の確保、家計の定期見直しを習慣化する。
- 金利が高い場合は繰上げ返済や借換え(信用が回復したら銀行系へ)を検討する。
(専門家の活用)弁護士・司法書士は和解交渉、金融機関への説明資料作成、法的なアドバイスに強みがあります。費用はケースにより異なるため、複数の事務所で見積もりを取ると良いでしょう。
5. よくある質問(FAQ)と総括 ― 読者が抱きやすい疑問に答えます
5-1 任意整理後でも銀行ローンは本当に難しいの?
- 難しいのは事実ですが「不可能」ではありません。銀行は総合的な信用力を見ます。任意整理完了からの年数、返済実績、年収と勤続年数、預貯金などでクリアできれば可能性は出てきます。短期で大口の借入を狙うより、段階的に信用を回復する方が現実的です。
5-2 審査に落ちたらどうすればいい?
- 落ちたら理由を金融機関に確認(可能な範囲で)し、信用情報の開示で誤記録がないかチェック。必要であれば記録の訂正申請を行い、収入改善や資産確保、小口の実績づくりを行って再挑戦します。専門家に相談して再交渉や別の資金調達手段を探すのも有効です。
5-3 返済遅延がある場合はどう対応する?
- まず金融機関に早めに連絡し、支払いの猶予や分割交渉を行うこと。放置すると信用情報に記録され、回復がさらに長期化します。任意整理中や後の遅延は特にダメージが大きいので、必ず連絡と相談をしましょう。
5-4 任意整理後に新規クレジットカードは作れる?
- 基本的に発行が厳しいケースが多いです。発行目的が生活必需であれば、デビットカードやプリペイドカード、与信審査が緩い一部のカードを検討することになりますが、安易なカード利用は返済リスクを招くため慎重に。
5-5 任意整理後に借りるときのチェックリスト(短縮版)
- 信用情報を開示して現状を把握しているか。
- 毎月の返済可能額を数値化しているか。
- 借入目的は明確か。
自己破産 外国人とは?日本での手続き・在留資格への影響と具体的な対処法をやさしく解説
- 申込先は慎重に選び、同時に複数申込みをしていないか。
- 借入後の返済方法とリスク回避を決めているか。
この記事のまとめ
任意整理後に「お金を借りたい」と思ったら、まずは焦らず現状把握を。信用情報の確認、返済能力を数値化すること、そして少額で実績を作る戦略が重要です。消費者金融は比較的柔軟、銀行は中長期で狙うという使い分けが現実的。公的支援や家族支援も視野に入れ、最悪のケースを想定したリスク管理を行いましょう。最終的には専門家(弁護士・司法書士・ファイナンシャルプランナー)に相談することで、最短で安全に再建する道筋が見えてきます。
(筆者からひと言)任意整理は「終わり」ではなく「再出発のきっかけ」です。小さな成功体験を積み重ねれば、数年後には金融機関からの信頼を取り戻すことは十分可能です。まずは自分の信用情報を取り寄せ、現実的な計画を立てることから始めましょう。相談は早めに、しかし申込みは慎重に。
出典・参考
(本記事は一般的な公的情報および金融慣行に基づいて執筆しています。詳細かつ最新の個別事例については、各信用情報機関や金融機関、専門家に確認してください。)