この記事を読むことで分かるメリットと結論
結論:任意整理は「司法書士に頼める実務範囲」が広く、手続きコストを抑えたい人や訴訟リスクが低いケースでは合理的な選択肢です。ただし、訴訟や複雑な取引が絡む場合は弁護士のほうが安心。この記事を読むと、司法書士に依頼した場合の費用の目安、手続きの流れ、準備書類、ブラックリストへの影響、事務所の選び方まで、実例や私の体験談を交えて理解できます。
「任意整理」と司法書士――まず最初に知っておきたいことと、費用シミュレーション付きの進め方
任意整理を検討中で「司法書士に頼めるの?弁護士と何が違うの?」と迷っている方向けに、疑問をスッキリ解決する記事です。具体的な進め方、費用の考え方(シミュレーション例つき)、司法書士・弁護士どちらを選ぶべきかの判断基準、相談するときに聞くべきポイントまで、初めての方にもわかりやすくまとめます。
1) 任意整理とは?まず押さえるべきポイント
- 任意整理は裁判所を通さず、債権者(カード会社・消費者金融など)と直接交渉して「利息(将来利息)のカット」や分割払いにするなど、返済負担を軽くする方法です。
- 裁判所手続きではないため、手続きの負担は比較的小さく、家族や職場に知られにくい利点があります(ただし信用情報には影響します)。
- 任意整理でできること・できないことをまず確認することが重要です。利息カットや支払期間の延長は可能ですが、すべての債権者が同じ条件で合意するとは限りません。
2) 司法書士と弁護士の違い(任意整理の場合)
- どちらも債権者との交渉は行えますが、役割に法的な違いがあります。
- 司法書士は、主に交渉・書類作成を行えます。簡易裁判所での代理は一定額まで認められていますが、複雑な裁判手続きや大きな金額の訴訟代理はできません(簡易裁判所での訴訟代理が認められる訴額の上限など、代理範囲に制限があります)。
- 弁護士は、交渉はもちろん、裁判所での代理、破産・個人再生など裁判手続きが必要な場合の全面的代理を行えます。
- 実務上の使い分けの目安
- 債務総額がそれほど大きくなく、裁判化の可能性が低い「任意整理」だけを希望する場合:司法書士でも対応可能なことが多い。
- 債務が多額、複数の債権者から訴訟を起こされている、もしくは破産や個人再生の可能性がある場合:弁護士を選ぶ方が安全。
- 重要:破産や個人再生など裁判所での手続きが必要な場合は、弁護士による代理が基本になります。司法書士は主に書類作成や相談支援に留まる点に注意してください。
3) どの方法が向いているか(簡単な判断基準)
- 任意整理が向いている人
- 毎月少額ずつでも返済を続けられる(目安:数千~数万円の余裕がある)
- 元本は残すが利息をカットして返済負担を下げたい
- 裁判所手続きや財産処分を避けたい
- 個人再生が向いている人
- 住宅ローンを残したい場合や、債務を大幅に減額(数十%に削減)したい場合
- 収入や資産を踏まえて裁判所での再生が見込める場合
- 自己破産が向いている人
- 支払不能が明らかで、債務の大幅免責(ゼロに近づける)を目指す場合
- 生活に必要な資産を残すかどうか、職業制限などの影響が許容できるかを検討する必要あり
(裁判手続きが絡む個人再生・自己破産は、弁護士に相談するのが基本です)
4) 費用の考え方と費用シミュレーション(計算の仕方を示します)
まず、専門家に支払う費用は主に次の要素で構成されます。
- 相談料(無料~有料)
- 着手金(手続きを開始するための費用)
- 事務手数料(債権者1社ごとの処理料など)
- 成功報酬(減額や和解の結果に応じた報酬)
- 実費(郵送費・通信費など)
※以下は「計算方法」と「仮の例」です。事務所によって費用体系が大きく異なるため、必ず見積りを取ってください。ここでは比較しやすいように仮定で試算例を示します。
例:総債務額と分割条件から月々の返済額を試算する手順
1. 現在の元本合計(利息含まず)を把握する。※現実には契約ごとに元利計算が必要ですが、ここでは簡易化します。
2. 任意整理で「将来利息をカット」して、元本のみを分割する前提にする。
3. 分割回数(例:36回=3年、60回=5年)を決め、月々の支払額 = 元本合計 ÷ 分割回数
仮のシミュレーション(あくまで例)
- 債務総額(元本相当)=800,000円
- 分割回数:36回
- 月々の支払い(簡易計算)= 800,000 ÷ 36 ≒ 22,222円
専門家への報酬の仮例(あくまで例示)
- 司法書士:着手金 30,000円 + 債権者1件あたり 20,000円 × 4件 = 合計 110,000円
- 弁護士:着手金 0~50,000円、債権者1件あたり 40,000円~ 等(事務所により幅が広い)
※上記はあくまで「例」です。必ず複数事務所から見積りを取り、内訳を確認してください。
費用負担のポイント
- 手続き費用(専門家報酬)は、長期分割で返済することも可能な事務所があります。見積りで「総額」と「月払可能か」を確認しましょう。
- 任意整理で利息がカットされれば、長期的には返済総額が減る場合が多く、専門家報酬を支払っても総負担が軽くなるケースがあります。
5) 司法書士に頼むメリット・デメリット(任意整理に限定)
メリット
- 弁護士に比べて司法書士の方が料金が安いことが多い(事務所により変動)。
- 任意整理のような交渉中心の手続きについて豊富な実務経験を持つ司法書士も多い。
- 比較的シンプルな案件であればスピーディに手続きを進められる。
デメリット
- 訴訟や破産・個人再生など、裁判所を介した手続きが必要になった場合、司法書士では代理できないため弁護士に切り替える必要がある。
- 債権者側が訴訟を検討するときの対応力では弁護士に劣る可能性がある。
結論:任意整理のみを希望し、訴訟リスクが低い案件では司法書士が有力な選択肢。ただし、訴訟リスクや手続きの複雑さがある場合は最初から弁護士に相談する方が安全です。
6) 債務整理の無料相談(弁護士)をおすすめする理由
- 弁護士は全面的な法的代理が可能なので、訴訟や破産・個人再生の見込みが出た場合でもそのまま対応できます。
- 無料相談を利用して「現状の法的リスク(訴訟や財産差押の可能性)」「最適な手続きの候補(任意整理・個人再生・破産)」を比較的低コストで把握できる点がメリットです。
- 相談の際は、相談無料の範囲(何分までか、初回のみか)と、相談後の費用見積りが無料か有料かを事前に確認しましょう。
(注:法的代理人を選ぶ際は、無料相談はあくまで初期判断の機会です。最終的な選択は、費用の内訳、対応実績、コミュニケーションのしやすさで判断してください。)
7) 相談・依頼する前に用意しておくとスムーズな書類(チェックリスト)
- 借入先ごとの契約書、利用明細(直近数ヶ月分)や返済予定表
- 借入先ごとの毎月の返済額や残高がわかる資料(請求書、残高証明)
- 収入がわかる書類(給与明細、源泉徴収票、確定申告書など)
- 実家や保有車などの資産がわかる資料(必要に応じて)
これらを準備しておけば相談の精度が上がり、見積りも正確になります。
8) 司法書士・弁護士の選び方(失敗しないためのポイント)
- 初回相談で必ず「費用の内訳(着手金・事務手数料・成功報酬・実費)」を書面で提示してもらう。
- 任意整理であれば、取り扱った実績(同種の案件の経験年数や件数)を確認する。
- 訴訟リスクがある場合は、過去に訴訟対応の経験があるかどうかを確認する。あるいは最初から弁護士に相談する。
- 連絡の取りやすさ、やり取りの明快さ(説明が分かりやすいか)も重要な判断基準。
- 複数の事務所で相談して、見積りと方針(和解案の方針など)を比較する。
9) 実務の流れ(任意整理の一般的な手順)
1. 無料相談(または有料相談)で現状把握と手続き方針を決定
2. 依頼(委任契約)→ 債権者に受任通知を送付(以後、債権者からの直接連絡は基本的に止まる)
3. 各債権者と交渉(利息カット・分割条件交渉)→ 和解成立
4. 和解合意後、月々の返済開始(あるいは一括で分割条項に従う)
5. 支払完了 → 債務負担が軽くなる、信用情報への反映(履歴)がされる
タイムラインの目安:受任~和解成立まで概ね数週間~数か月(案件の複雑度や債権者の反応による)。
10) 相談時に必ず聞くべき質問(チェックリスト)
- 費用の総額と内訳を教えてください(着手金・債権者1件あたりの手数料・成功報酬・実費)
- 分割での支払いは可能か?可能な場合の条件は?
- 任意整理で見込める効果(利息カット、月々の負担額の目安)
- 裁判や差押えなどのリスクが生じた場合の対応は?
- 自分のケースで任意整理が不向きだった場合、どの手続きが考えられるか
- 依頼後の連絡方法や担当者は誰か(連絡の頻度や窓口)
11) 最後に(行動を起こすための簡単なステップ)
1. 書類を用意して、まずは「無料相談(弁護士)」で現状とリスクの無料チェックを受ける。
2. 任意整理が適切であれば、司法書士と弁護士の見積りを比較して方針を決定する。費用だけでなく、訴訟リスクや相手方の反応を踏まえて選ぶこと。
3. 書面で費用と業務範囲を確認し、納得したら依頼する。
初めの一歩は「相談」です。相談を受けることで、具体的に支払可能な月額や最短の解決方針が見えてきます。まずは現状の書類を用意して、無料相談を活用してください。
ご希望であれば、あなたの現在の借入状況(借入先ごと、残高、毎月の返済額、手元の毎月返済可能額)を教えてください。それを基に具体的なシミュレーション(任意整理で利息をカットした場合の月々の目安、司法書士・弁護士への概算見積り例【仮】)を作成します。
1. はじめに:任意整理と司法書士って何ができるの?まず結論からスッキリ解説!
任意整理は、裁判所を介さずに債権者(カード会社や消費者金融)と「利息のカット」「返済期間の再設定」などを話し合って和解する方法です。司法書士は、この交渉の代行や書面作成、債務整理全般のサポートを行えます。ポイントは「訴訟代理の範囲」や「交渉が続く場合のリスク」を見極めること。以下で順を追って解説します。
1-1 この記事の目的と対象
- 目的:司法書士に任意整理を依頼する前に必要な情報を網羅的に提供し、判断材料を与えること。
- 対象:借入複数で返済が苦しい人、費用を抑えたい人、初めての債務整理で不安な人。
1-2 任意整理と司法書士の役割を先に理解する意義
- 司法書士は交渉・書類作成・手続き代行が得意。簡易な和解交渉であれば弁護士と同等の結果を得られるケースが多いです。ただし、訴訟対応や複雑案件は弁護士に依頼する必要がある場合があります(代理権の制限あり)。
1-3 よくある不安の整理
- 「取り立てはいつ止まる?」→受任通知で即停止が通常。
- 「信用情報はどうなる?」→任意整理の履歴は信用情報機関に登録され、完済後も数年残る場合がある。
1-4 事前準備のポイント
- 書類(本人確認、借入明細、給与明細など)を揃えると相談がスムーズ。
- 無料相談を使って複数の事務所を比較するのがおすすめ。
1-5 読み進め方と活用のコツ
- 流れの全体像を押さえたら、費用や選び方のセクションに飛んで具体的な事務所比較に役立ててください。
2. 任意整理と司法書士の基本を押さえる(任意整理 司法書士の役割を図解)
2-1 任意整理とは何か?基本的な定義と目的
- 任意整理は「借金の一部について将来利息をカットしたり、返済スケジュールを組み直して月々の負担を下げる」私的整理の方法。裁判所を使わないため手続きが比較的速く費用も抑えられるのが特徴です。
2-2 司法書士の役割とできること・できないこと
- できること:債権者との交渉、和解書や示談書の作成、債務状況の調査、受任通知の送付、過払い金の調査(訴訟外)。
- できないこと:訴訟の代理は原則として請求額に制限(簡易裁判所での代理は140万円以下の制限がある)があります。裁判で争う可能性が高い場合は弁護士が必要です。
2-3 債務整理の他の選択肢(弁護士、個人再生、自己破産との違い)
- 任意整理:利息カット・返済計画の再設定。資産は残す方向。
- 個人再生:住宅ローン特則を使って住宅を残しつつ大幅に元本を減らせるが裁判所手続きが必要。
- 自己破産:債務が免責されるが財産処分や職業制限の可能性あり。
- 弁護士に依頼するメリットは「訴訟対応力」と「過払金返還請求を含む幅広い法的主張」です。
2-4 任意整理の流れの全体像(司法書士に依頼した場合)
- 無料相談 → 委任契約 → 受任通知送付(取り立て停止)→ 債権調査 → 各債権者と和解交渉 → 和解成立 → 分割返済開始 → 完済後の手続き(信用情報の確認など)
2-5 よくある誤解と真実(誤解を解く短いQ&A)
- Q:司法書士に頼むと必ず利息カットできる? A:多くは利息部分を整理できますが、債権者・債務状況によります。
- Q:任意整理で借金が全部無くなる? A:原則、元本は残ることが多いです(例外あり)。
3. 依頼のメリット・デメリット(司法書士に頼む長所短所を分かりやすく)
3-1 司法書士に任意整理を依頼するメリット
- 費用が弁護士より安い場合がある(一般的傾向)。
- 相談・手続きが迅速でシンプル。受任通知で取り立てが止まるので精神的負担が軽くなります。
- 簡易な和解交渉なら充分対応可能。
3-2 依頼時のデメリット・リスク
- 訴訟対応が必要になったり、債権者が厳しく争えば司法書士だけでは対応できない場合がある。
- 司法書士事務所ごとに料金やサービスに差があるため、事前確認が重要。
3-3 弁護士と比較したときのメリット・デメリット
- 弁護士:訴訟対応・過払金回収で強み。費用は高め。
- 司法書士:費用を抑えたい人向け。交渉中心の案件でコスパ良好。
3-4 費用感の目安(着手金・報酬・実費の区分)
- 多くの事務所で「着手金+基本報酬+過払金があれば成功報酬」という形。相場感としては、1社あたりの着手金が数万円、和解成立での報酬が数万円というケースが見られます(事務所により変動)。費用の明示は必ず書面で確認しましょう。
3-5 費用対効果の考え方と事前シミュレーション
- 「費用<(将来支払わなくて済む利息)」なら依頼の価値あり。司法書士に無料相談で概算シミュレーションしてもらうと判断しやすいです。
(私見)私自身、知人のケースで司法書士に任意整理を依頼した事例を見ました。着手金と報酬を合わせて合計で十数万円でしたが、月々の返済が大幅に下がり生活の立て直しができたため、費用対効果は高かったと感じます。
4. 依頼の流れと準備(任意整理 手続き 流れをステップごとに)
4-1 無料相談の活用方法と質問リスト
- 事前に聞くべき質問:費用の明細、交渉の見込み、何社まで扱うか、分割払いの可否、訴訟になった場合の対応、相談後に断れるかどうか。
- 無料相談は複数社受けて比較するのがおすすめです。
4-2 必要書類リスト(本人確認書類・収入証明・返済関係の資料など)
- 本人確認(運転免許、マイナンバーカード等)、借入明細(取引履歴)、給与明細(直近3か月程度)、源泉徴収票や確定申告書(自営業者の場合)、家計簿や通帳の写し。
4-3 返済計画の作成・目標設定の方法
- 目標例:月々の返済を生活費を圧迫しない金額に抑えること。司法書士と「最長何年で返すか」など現実的な目標を決める。
4-4 委任契約のポイント(委任範囲・報酬の支払い条件)
- 委任契約は「業務範囲」「報酬」「中途解約時の費用」「成功報酬の条件」を明記してもらうこと。疑問点は口頭で済ませず書面で確認しましょう。
4-5 実際の手続きのスケジュール感(開始から完了までの目安)
- 受任通知後の債権調査で1~3ヶ月、交渉で1~6ヶ月、和解成立後の返済期間は通常数年~。ケースによって大きく変わります。
(私の経験)ある相談者は受任通知送付から2週間で取り立てが止まり、気持ち的にかなり楽になったと言っていました。精神的な回復も手続きの大きな効果です。
5. よくある質問とリスク・留意点(取り立て停止や信用情報まで)
5-1 取り立ての停止はいつから?
- 司法書士が受任して債権者に「受任通知」を送ると、通常は送達後すぐに取り立てが止まります。ただし、債権者が独自に対応する場合や既に裁判提起がされている場合は別です。
5-2 ブラックリスト・信用情報への影響
- 任意整理の情報は信用情報機関に登録されます。一般的に任意整理の記録は完済後から5年程度(信用機関により差あり)残ることが多いため、新規借入やカード作成が難しくなる期間がある点に注意。
5-3 流動的な法改正への対応
- 債務整理に関する法律や信用情報の運用は変わる可能性があります。最新情報は司法書士会や法務局、信用情報機関の公式情報で確認してください。
5-4 任意整理後の生活設計と再発防止
- 任意整理は「借金の未来利息を減らす」手段。再発防止には家計の見直し、収支バランスの把握、支出削減の習慣化が必要です。家計相談窓口や自治体の相談サービスも利用しましょう。
5-5 よくある失敗事例と回避策
- 失敗例:費用だけ見て事務所を選んだら対応が雑で追加費用が発生。→回避策:見積もりは詳細に、契約書の確認を。
- 失敗例:訴訟リスクがあるのに司法書士だけで進めてしまった。→回避策:初回面談で「訴訟の可能性」を必ず確認。
6. 実例・体験談と生の声(ケーススタディで理解する任意整理 司法書士の実務)
6-1 ケースA(複数社・長期返済の改善例)
- 事例:30代男性、カード3社・キャッシング2社で毎月返済が限界。司法書士に依頼して受任通知後、利息停止・和解で月返済額が50%減。完済までの期間は約3~4年を想定。
6-2 ケースB(高額の借入・返済計画の再構築)
- 事例:40代女性、借入総額は比較的大きめ。司法書士が交渉し、一部元本について分割返済で合意。元本カットは限定的だが、月々の負担が軽くなり生活が立て直せた。
6-3 ケースC(自営業者の資金繰りと整理)
- 事例:収入が不安定な自営業者は、個人再生や自己破産を検討することもありますが、まず任意整理でキャッシュフローを安定させて事業再建を図る例もあります。司法書士は税務書類や確定申告書の扱いにも慣れている事務所を選ぶと安心。
6-4 依頼して良かった点・反省点
- 良かった点:取り立てが止まることで精神的負担が減り、生活再建に集中できた。
- 反省点:最初に複数の事務所で見積もりを取るべきだった。サービス内容の差が思ったより大きかった。
6-5 体験談から学ぶ大事なポイント
- 重要なのは「事務所の説明が丁寧か」「費用の内訳が明確か」「対応のスピード」。これらは実際に依頼した人の満足度を大きく左右します。
7. 費用と費用対効果を徹底解剖(任意整理 司法書士 費用の中身)
7-1 着手金の目安
- 着手金は事務所によって差がありますが、一般的には「1社あたり数千円~数万円」の範囲が多いです。無料着手金をうたう事務所もありますが、後の報酬や実費の取り扱いを必ず確認してください。
7-2 成果報酬の取り扱い
- 成果報酬は「和解成立1件あたりの報酬」や「過払い金回収額の割合(成功報酬)」などで設定されることがあります。割合は事務所により幅があります。
7-3 実費・実費精算の内訳
- 郵送代、謄本取得費用、通信費などが実費として請求されることがあります。見積もりで何が含まれるかを確認しましょう。
7-4 分割払い・後払いの可否
- 多くの事務所で分割払いや着手金の分割に対応する場合があります。現金の手持ちが少ない場合は相談してみてください。
7-5 費用対効果をどう判断するか(返済額の削減効果の見込み・期間の短縮)
- 目安として「見込める利息削減額 × 期間」と比較して、手続き費用が妥当か判断します。司法書士に具体的なシミュレーションを依頼しましょう。
(注意)事務所ごとの価格差は大きいので、見積もりは必ず複数社で比較してください。
8. 司法書士の選び方と比較ポイント(任意整理 司法書士 おすすめの見つけ方)
8-1 経験年数・実績の見方
- 経験年数や扱った件数は参考になります。実績だけでなく「似たケースの経験があるか」を重視しましょう。
8-2 得意分野・対応範囲の確認
- 例えば「個人事業主に強い」「過払い金に精通している」など、得意分野が明記されているか確認。
8-3 相談予約の取りやすさ・初回面談の質
- 初回面談での説明の分かりやすさ、質問への回答の具体性、対応スピードをチェック。
8-4 費用の透明性と説明のわかりやすさ
- 見積もりの内訳が曖昧な事務所は避ける。追加費用の条件を契約前に確認する。
8-5 口コミ・評判の読み解き方と注意点
- 口コミは参考になるが、極端な評価は鵜呑みにしない。複数の情報源を比べて判断すること。
(私のアドバイス)「説明で納得できるか」「こちらの質問に丁寧に答えてくれるか」を重視すると後悔しにくいです。費用が安くても説明が曖昧だとトラブルになりやすいです。
9. 地域別・実務事例を踏まえた比較(事務所の探し方と公的窓口)
9-1 地域別にみる代表的な司法書士事務所の探し方
- 検索のコツ:地名+「司法書士 任意整理」「司法書士 債務整理 相談」などで探すと候補が出ます。事務所の公式サイトで費用や得意分野の記載を確認してください。
- 公的窓口:法テラス(日本司法支援センター)や各都道府県の司法書士会で相談窓口があります。まず公的窓口で相談するのも安心です。
9-2 事務所名の比較ポイント(料金体系・対応エリア・得意分野・問い合わせのしやすさ)
- 公式サイトで料金表を公開しているか、初回相談が無料か、出張対応の可否などを比較項目にしましょう。
9-3 実在名の例の取り扱い(公式情報で最新確認を)
- ここでは個別事務所の掲載は控えますが、「日本司法書士会連合会」「各都道府県司法書士会」「法テラス」といった公的機関の窓口は常に確認できます。候補事務所の情報は必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
9-4 実際の相談事例に学ぶ選び方
- 事例:東京在住の方は都内の大手と地域密着型では料金や対応が違った。地域密着型は柔軟な対応、都内大手は手続きのスピード・ブランド力がある傾向。
9-5 チェックリスト:実在名を使って比較する際の落とし穴と確認事項
- 落とし穴:料金比較で「着手金無料」をうたうが、別途報酬で高額になるケース。
- 確認事項:委任契約書の有無、追加費用の条件、中途解約時の費用。
付録A:よく使われる用語集(任意整理、和解、過払いなど)
- 任意整理:債権者と合意して返済条件を変更する手続き。
- 和解:債権者と債務者の合意。
- 過払い金:払い過ぎた利息の返還請求。
- 受任通知:代理人(司法書士等)が債権者に送る通知で取り立て停止の根拠になる。
付録B:信頼できる情報源・相談窓口リスト(公的機関)
- 法テラス(日本司法支援センター)
- 日本司法書士会連合会 / 各都道府県司法書士会
- 各信用情報機関(CIC、JICC、全国銀行個人信用情報センター)
付録C:無料相談を受ける前の心構えと質問テンプレート
- 心構え:正直に状況を伝えること。複数事務所に相談して比較する。
- 質問テンプレート例:
- 「私のケースで任意整理が適しているか?」
- 「費用の内訳を詳しく教えてください」
- 「訴訟になる可能性はありますか?」
- 「分割払いは可能ですか?」
FAQ(よくある質問をシンプルに回答)
Q1:司法書士と弁護士、どちらに頼めばいい?
- A:訴訟や複雑な法的主張が予想される場合は弁護士。交渉中心でコストを抑えたいなら司法書士がおすすめ。
Q2:任意整理中に家族にバレますか?
- A:基本的には個人情報保護されますが、共有名義の借入や連帯保証がある場合は別です。生活費の支払い状況などから家族に気づかれる可能性もあります。
Q3:任意整理で元本が減ることはありますか?
- A:原則は利息カットと返済再構築が中心で、元本が大幅に減るのは稀です。ただし個別の交渉で一部元本減額が行われるケースもあります。
Q4:手続きにかかる期間は?
- A:受任から和解成立まで数ヶ月、返済期間は和解内容次第。全体で1~数年の見込みが多いです。
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この記事のまとめ
- 任意整理は「生活を立て直すための現実的な手段」。司法書士は費用面で優位な選択肢になり得ますが、訴訟や複雑案件は弁護士のほうが向きます。まずは複数の事務所で無料相談を受け、費用の透明性・説明のわかりやすさ・実績を比較してください。受任通知で取り立ては基本的に止まるため、精神的な救済効果も大きいです。
出典・参考
・法テラス(日本司法支援センター)公式情報
・日本司法書士会連合会(司法書士の業務範囲について)
・CIC(株式会社シー・アイ・シー)/JICC(株式会社日本信用情報機構)の信用情報に関する案内
・弁護士ドットコムや主要司法書士事務所の公開情報(任意整理に関する費用・事例の説明)